加藤健一事務所さん
「TakingSides~それぞれの旋律~」
只今 稽古中であります😌
さて、今回の芝居…(少し長くなります。。)
第二次世界大戦後ドイツで行われた
非ナチ化裁判の審問の場面が描かれます
(ヒトラー政権に加担した人を炙り出す裁判)
ドイツでヒトラーが政権をとった1933年にフルトヴェングラーさんという指揮者は芸術家としての絶頂期を迎えます
今回の物語の中心人物です
その後フルトヴェングラーさんがナチス(ヒトラーの党)に表だって加担することはなかったのですが、彼のその後、終戦までの行動を顧みると、それは果たして本当だったのか……
現在もその論争はハッキリしないまま……
フルトヴェングラーさんの魅力を増していると言っても嘘はないと思います
私は、正直、今回の芝居ではじめてフルトヴェングラーさんの存在を知りました💦
にわか仕込みの知識でありますが、明治維新から→第一次世界対戦→第二次世界大戦にかけての日本の事情は芝居で関わり、触れていた部分でしたが、、改めてヨーロッパで何が起こっていたか。。ヒトラーは何をもってあの極悪非道な所業をしたのか。。
改めて改めて、勉強し直しています。
今まで、大好きな劇団チョコレートケーキさんのヒトラー関連の芝居みたりしていたのに、どこか遠い存在だった……
今、ようやく、今まで観た芝居のあれもこれもが 頭の中で繋がります。。
戦争は絶対にしてはならない。。本当にそう思う。。
話しがズレましたっ!戻しますっ!
第二次世界大戦中、素晴らしい音楽を提供していた天才指揮者フルトヴェングラーが、国民にとって強い影響力を持っていたのは、想像するに簡単です。そしてその影響力を、大いにヒトラーは利用しました。フルトヴェングラーさんが望む望まないは別としてです
けれど、フルトヴェングラーは言い続けます
「芸術と政治は完全に切り離されなければならない」
そんな姿勢を崩さずフルトヴェングラーさんは終戦を迎えます。その裏では、皆さんも知るところのナチスによる地獄の様な、ホロコースト(大量虐)がありました……
アメリカ軍の審問官は、フルトヴェングラーに問います。芸術だ、音楽だ、お前が言ってる裏で、何万という人間が死んでいったんだぞと………
タイトルは
「TakingSides~それぞれの旋律~」
“TakingSides”という意味は“どちらの立場に立つか”という意味です
昨今のうやむやに終る事件しかり、それぞれの立場できっと風景は違うんだと思うんです。
けど、そこだけはダメ!という生きる者としての根源的なタブーがあるんだと思います
どんな立場の人もそれは変わらないんだと思うんです。綺麗ごとかも知れませんが。
でも、その綺麗ごとを無くしてしまうのが、戦争なのかもしれません。。
稽古してると、いやいや、今の日本にだって、私達の周りにだって、自分自身にもおこりうるよと…末恐ろしくなるのです。
自分の凡庸さに、喝❗を入れねばです。
人間の業を、人間の強さを、人間の滑稽さを、生きるということを、、見届けにいらして下さい。日々静かにゾクゾクと稽古に向かっています。
そして俳優達の台詞劇の妙も是非にお楽しみに‼ 全身全霊でお届けします。
お逢いできるのを楽しみにしております‼
ご来場心よりお待ちしております♥♥♥♥
🎫チケットお申し込み🎫
もちろん❗なんなりと小暮にお申し付け下さって大丈夫です。
【tomokogure@gmail.com】にメール下さればと思います。その他、フェイスブックや、ショートメールやら、ラインやら何でも御連絡頂ければと思います☺
その他のお申し込み方法も様々あります🌟🌟
詳しくは加藤健一事務所さんのサイトをクリックしてみてください♥
↓↓(メールや御電話、様々な申し込み方法準備下さってます♥)
http://katoken.la.coocan.jp/105-nittei.html
そして今回地方公演もあります🌟🌟↓↓
お近くにお住まいの方♥ 是非に遊びにいらして下さい😌♥