昨日はお足元の悪い中ご来場いただき
本当に本当にありがとうございます✨
劇場に来て
その時間を 皆さんで創る意義✨
演劇だなと思います✨
戯曲という 楽譜があります
その上で 稽古で 演出の鵜山さんがつけた
強弱の記号やテンポの記号を守りながらも
その日の空気や体調や
観客の皆さんの空気を 凄く感じながら
音楽を奏でていく。。
それは、装置も音楽も照明も 皆んな人の力で動いているので、、本当にライヴだなーと思います✨
本日も無事に終演出来たというのは
ある意味全ての人の力あってで
奇跡のようなことなんだなと感じます。。
今回の芝居 静かに時は流れていきますが
本当にゾクゾク ドキドキの 心中です。。
本当に沢山の方に
ご覧いただきたいです❤️
本日も心よりお待ちしております❤️
本日のカトケン招き猫は
↓↓
若かりし頃の 加藤健一さんと❤️
私が産まれる少し前の年代から 加藤健一事務所さんの軌跡が ロビーに展示されています✨
是非是非ご覧ください❤️
詳細↓↓
加藤健一事務所
「TakingSides~それぞれの旋律~」
演出・鵜山仁 / 作・ロナルド・ハーウッド
(戦場のピアニストの作家)
翻訳・小田島恒志、小田島則子
2019年5月15日(水)~29日(水)
下北沢・本多劇場
15日(水)19時~
16日(木)14時~
17日(金)14時~
18日(土)14時~
19日(日)14時~
20日(月)14時~
21日(火)14時~
22日(水)14時~
23日(木)14時~
24日(金)19時~
25日(土)14時~
26日(日)14時~
27日(月)14時~
28日(火)14時~
29日(水)14時~
※開場は開演の30分前です
🌟チケット🌟
前売り:5400円 / 当日券:5940円
高校生以下:2700円(学生証提示・当日)
詳しくは加藤健一事務所さんサイトを御覧ください♥
↓↓
http://katoken.la.coocan.jp/105-nittei.html
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第二次世界大戦後ドイツで行われた、1946年 非ナチ化裁判の審問の場面が舞台になります。(ヒトラー政権に加担した人を炙り出す裁判)
ドイツでヒトラーが政権をとった1933年にフルトヴェングラーさんという指揮者は芸術家としての絶頂期を迎えます。今回の物語の中心人物です。そして実在の方です。
その後フルトヴェングラーさんがナチス(ヒトラーの党)に表だって加担することはなかったのですが、彼の終戦までの行動を顧みると、それは果たして本当だったのか……
現在もその論争はハッキリしないままなんだそうです。
私は、正直、今回の芝居ではじめてフルトヴェングラーさんの存在を知りました👀
第二次世界大戦、日本も戦争中。。
その時、ヨーロッパで何が起こっていたか。。ヒトラーは何をもってあの極悪非道な所業をしたのか。。今更ですが改めて、頭をガツーンと殴られている気分です。
フルトヴェングラーさんは言い続けます。
「芸術と政治は完全に切り離されなければならない」
そんな姿勢を崩さずフルトヴェングラーさんは終戦を迎え、その一方では、皆さんも知るところのナチスによる地獄の様なホロコースト(大量虐)がありました……
アメリカ軍の審問官は、フルトヴェングラーさんに問います。芸術だ、音楽だ、お前が言ってる裏で、何万という人間が死んでいったんだぞと………
タイトルは“TakingSides”の意味は“どちらの立場に立つか”という意味です
昨今の事件しかり、それぞれの立場できっと風景は違うんだと思うんです。
稽古してると、いやいや、今の日本にだって、私達の周りにだって、自分自身にもおこりうるよと…末恐ろしくなるのです。
人間の業を、人間の強さを、人間の滑稽さを、生きるということを、、見届けにいらして下さい。日々静かにゾクゾクと稽古に向かっています。
台詞劇の妙も是非にお楽しみに‼
全身全霊でお届けします。
お逢いできるのを楽しみにしております‼
ご来場心よりお待ちしております。
長くなりましてごめんなさい!!