「明日」という作品です。
一九四五年八月九日十一時ニ分のその時まで、長崎で、現在の私達と同じ様に生活していた、私達の先輩達の記録です。
一九四五年八月八日に執り行われた、三浦家の婚礼を中心に、様々な関わり合いの人々の生活が描かれます。
そして、芝居の最後は、出産を迎えるツル子の場面になります。
原作の井上光晴さんの小説のあとがきに、「可能な限りありのままの八月八日を再現しようと試みた。幾度となく浦上川の橋上に立ち、浜口町や橋口町の坂を行き来しながら、ノートはようやく整い始め、密集する家々に干された洗濯物を見ながら、何故か慄然とする思いにうたれた。小説全部において、ストーリーの為の虚飾は用いなかった。が、登場人物の内質は虚構の方法によった」
このお話からも分かる通り、決して分かったような気にならず、ただひたすら登場人物達に寄添い続けていこうと思っています。
青年座初舞台の作品でもあります。
初舞台時の、忘れられない稽古場、本番・・・鮮烈に覚えています✨
ヴァイオリン・チェロ・ピアノの生演奏と共に、
青年座の今を生きる私達の「明日」お届けします！
満席のお客様と共に走り抜きたいです✨
是非 劇場に遊びにいらしてください❤️
心よりお待ちしております
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青年座第237回公演
「明日 一九四五年八月八日・長崎」
原作・井上光晴
脚色・小松幹生
演出・鈴木完一郎
演出補・山本龍二
劇場
前売＝5000円
当日＝5500円
U25(25歳以下)＝3500円※
U18(18歳以下)＝2000円※
青年座サイト
http://seinenza.com/performance/public/237.html
公演スケジュール
7月10日(水)19:00
7月11日(木)14:00／19:00
7月12日(金)19:00【●残席僅か】
7月13日(土)14:00【●完売。キャンセル待ち】
7月14日(日)14:00【●残席僅か】／19:00【オススメ】
7月15日(月)14:00✴︎
7月16日(火)19:00
7月17日(水)14:00
【✴︎アフタートーク】7月15日(月)終演後開催予定
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昭和が平成に変った一九八九年、
戦後七十四年、平成がまた次の元号に変わる二〇一九年、
広島、長崎の悲劇を次世代に伝えるべく再演いたします。
一九四五年八月八日の長崎。
戦時中でも人々はそれぞれの事情を抱えながら「明日」を信じ懸命に生きていた。
八月九早朝、晴れた朝の空気に赤子の産声が明るく響く。
しかし柱時計は十一時二分に向かい時を刻むのだった。
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私の役 福永亜矢が １人歩く 長崎・大波止です✨
こちらも また❗️
心より心よりお待ちしております✨
