本日「ふるあめりかに袖はぬらさじ」初日を迎えます✨
昨日ゲネプロの後のチェックの時間に
演出のさいとうさんが仰る言葉を
しかと台本に書き付けました
魅せ方がどうのこうのの小手先ではない、目には見えないけど、この作品に根本的に流れる川のような血液のような部分のお話しです
幕末
激動の時代の中で、横浜が開港され、沼地だった場所を埋め立てて出来た、「岩亀楼」
今でいうと横浜スタジアムがある辺りに存在していたようです
「岩亀楼」は、、今の言葉で言うなら、人身売買の巣窟の女郎屋
きっと沢山の人々の涙によって
報われない人達によって
目もかけられない人達によって
成り立っていた
でも無ければ、世の中からあぶれてしまう人達も沢山居たでしょう
楽しい事だってあったはずだけど、どんな事だったかな。。
なんて想像する、初日前✨
私は異人さん相手の女郎さんを演じます
名前なんて残るべくもなく命尽くした、市井の女性の1人を舞台上に存在させたいです
色んな事を想像して、血肉にして
1ヶ月の公演にのぞみたいと思います
この機会と沢山の出逢いに感謝して
行って参ります‼️