46期生の卒業公演
今夏に私も参加する作品であり、今までに2回出演したご縁もあり、思入れ深い観劇時間になりました
77年前 広島に原子爆弾が墜ちた
8月6日8時15分
2日後の8月8日11時2分
長崎にも原子爆弾が投下されました
今作品は、原爆投下前日の8月7日から8月8日11時2分までの長崎の人々の生活を覗かせて頂く作品です
戦時下の中ですが、様々な状況の人々の営みがあり、そこには幸•不幸もあり、誕生と死があって、今の私達と何も変わりません
市井の人々はいつもリーダー達の判断で、苦しんだり悲しんだりしてきた歴史が繋がって、今がある
そしてそのリーダー達だって、元は市井の人々だ 市井の人々が送り出した人物達だ
自分の人生を考えたり
家族のことを考えたり
今居る劇団のことを考えたり
友達のことを考えたりする事と、住んでいる国の事を考えるのは、そう遠くない事でとても身近な事だとようやく思う
そして同じ空の下、ウクライナとロシアの人々が苦しい思いをしていると思うと、本当にどうして良いか分からない虚しさを感じる
根本的な考えを皆んなで分かり合おうなんて、到底無理だと言うのは分かってるから、武力行使ではなく、対話で、なんとか共存の道を探す手立ては無いのかな
もうそんな事は散々やった上での今だよ!と、何処からか声が聞こえてきそうですが
世界中の沢山の先人達の歴史の上に今があるとしたら、そこからも学びたいし、今がどんな事になってるからも知ろうと思う
ここまで書いてきて、
ようやくはっきりと思うけど、
そんなインスピレーションを観て下さる皆さんと共有する為に、演劇や芸術があるのだと思う
大昔から無くならないのだと思う
何時間のお説教を受けるより、人の心や意識に働きかける力は無限大です♾
どうして演劇やってるのだと問われれば
そういう無限大♾の瞬間を、何度も何度も味わった経験があるし、多くの方にそれを一度でも経験して欲しいとささやかながら願うし
その一端を担える様な人間で居たいと強く思うし
今世において、人間や人との関わりを勉強するには、演劇という手段があまりにも未知で不可解で、面白いのだと私は思っています
昨日の卒業公演の観劇は、こんな事を感じさせてくれた時間でした
46期生の未来に幸あれ✨
お疲れ様でした‼️
マカロン食べながら
やる事やりまーす‼︎
どうぞ良き一日をお過ごしください♪