小暮智美blog ~ともの とことこ 舞台日記~

劇団青年座所属 女優7人演劇ユニット『On7』も自主運営 福島県会津若松市観光大使

2012年 こんな事やってました。フォトギャラリー(笑)

ブログが秋に止まってからの・・・フォトギャラリー。。


夏に実家に帰ったときに攻撃された家の猫。。エル。いまだに私との折り合いがあわず。。手の甲を爪パンチされて、富士山みたいに膨れ上がったとさ。


秋は青年座本公演『タカラレ六郎』の稽古中。自分の力不足に何度も、泣けてきたが、歯を食いしばって頑張った。。個人的には反省点ばかりだが、作品はお客様に喜んでいただき嬉しかった。皆さんお世話になりました!



タカラレ六郎も無事に終わり、次は5月にやった『ホンプル〜魂の炎〜』の再演の稽古!再演は再演でも!韓国公演!!!そんな最中、毎年恒例の酉の市へ!今年は去年の熊手よりワンランクアップ!お多福さんが笑ってるタイプゲット!獅子舞がお客さんの頭を噛んでいた。福が来ますように!




韓国に行くというのに、韓国料理で出陣式!おいしかった〜!!




わかるかな?韓国へ出発する早朝!!自宅(5階)から観た富士山!!日本行ってきます!!韓国出発前日、韓国でバスのストが始まるとのニュース。ま、何とかなるか。。。


どうやら、韓国には無事到着!!最初の公演の地、ハドンへ向かう!もう辺りは真っ暗。でもソウルは大都会!!ストも実施されていない!ありがとう!

ハドンへ向かう途中のバスの待合所。韓国の公衆電話がなんとも、お洒落でスタイリッシュに見えて仕方がない。。とうもろこし茶を買う!韓国での初めての買い物。分かっていても一桁間違う。これは、最終日まで続く。。。


深夜0時過ぎにハドンに着き宿舎へ。『ホンプル〜魂の炎〜』のモデルになった、韓国の有名な陶芸家!チャン先生が出迎えてくれる!ハドンはチャン先生のご自宅&窯があるのだ!韓国での初めての公演には相応しい土地!
それにしても、この宿舎・・多分。ラブホテルなのか?こういう装飾なのか。。
この時点で、ケイタイの電池があと、4パーセントくらい!だから、あの面白い装飾は記録できず。でもでも、オンドル(床暖房)が暑いくらい暖かくて、半そで短パンで眠れるくらい!感謝感謝!!
でも、朝起きたら、目の前が海だったのだ!夜は気づかなかった!
そして、朝日!



田舎の風景は知っているけど、やはり日本と韓国何かが違う。。。
山が岩肌らしいけど、それだけかな?とにかく、空気が澄んでる!気持ちい!そして〜!寒い!






朝食を食べたら、会場ともなる先生の窯元へ移動!この日に仕込んで、この日に本番なのである! でも、その前に先生の窯、登り窯を見学させていただく!この日に合わせて、先生は器を焼いていてくださったのだ。台詞でもこのハドンの場所を描写したり、登り窯について話すシーンがあるのだが、出演者一同、真実を目の当たりにして、しばし詞を失う。竜の背中のようにどんどん高いほうへ登っている窯なのである。

ここで私の携帯、本当に充電が尽きてしまうのですが、
先生の土地は本当に広大。器の土のためにこの場所を手に入れたと言っていました。大自然と共に、器を焼き、その器で食事をして、また器を焼く。化学薬品を一切使わない、感性と感と経験と火との対話で器を焼く。この日の舞台は、この『ホンプル〜魂の炎〜』に関わってる全員にとってとても貴重な体験でした。
理屈ではない何かを越えた感じがありました。ここハドンでは、字幕は出さなかったんですが、先生のお客様達は何かしら感じ取ってくれたようでした。
先生が喜んでくれたのがとても嬉しかったです。

そして、先生にソウルでの再会を約束し、一路ソウルへ!


これは、いきなり!東大門!!そして月!!
ハドンの公演が終わって、ソウルの公演までは数日空いたのです!そんな時も、コツコツ稽古&準備です!ソウルの会場はシアターカフェといって、韓国のザ演劇の町、大学路(テハンノ)の中心にある所です!日本の下北沢よりも沢山劇場があり、本当に演劇の町っていう感じです!大学路というくらいなので、周りに大学やら、学校が沢山あります!


こつこつ手作りした簡易照明!
お洒落コンクリートな感じのカフェに、ハドンの息吹を吹き込んでくれた小道具ちゃん達〜!

そして、アルファベットのYです。『toilet』と書いてあった壁の文字を『toylet』に一応変身させたのです。ちょうどお客さんの目線の先に『toilet』だったので、一応、ユーモアをもってお気遣い。。お客さん一人だけ、何をしているのかを気づいてくれた(笑)

一応仕込でみた、シアターカフェ!

そして忘れてならないのが、ソウル公演で本当にお世話になった劇団チャイムさん!制作をしてくださり、さらには機材もお借りしたりなんとも嬉しい出会いと交流でした。半年以上のロングランを決めている、チャイムさんの『コギ』という公演も観させて貰い、言葉は分からないんだけど、何かは分かるみたいな。タイミングは違ったけど、沢山笑わせて貰いましたし、言葉が通じなくても分かるものは否応無しに分かるんだという確信も感じさせて貰いました!チャイムの皆さんと飲んだマッコリは美味し!



そして、何事もなかったように元通り。再演だったけど、再演の壁を乗り越え、さらには、みんなで体験したことのない扉を開けたような韓国公演でした。遠回りのように一見思える稽古が、実は近道だったんだと、痛感できました。私の細胞に残る時間のプレゼントでした! 






ありがとう韓国!!最後までチャイムの皆さんにはお世話になりました!
バラシも打ち上げも一緒に関わってくださり、ケーキまで用意してくださり、自分達も公演中なのに〜!!もう、この想いを何とか伝えたく、全力で『ふるさと』歌ってました!
言葉と感謝はつきません。
そして、この機会をくださった、プロデューサーの池田さん本当にありがとうございました!そして、出演者の皆さん本当にお疲れ様でした!

結局2週間くらい居たのかな?
初韓国!ありがとうございました!!










そして。
帰国後すぐに年末の公演の稽古に突入!!
あ!帰ってきた次の日早朝より、『ATARU』の撮影がありましたとさ。新年のスペシャルで放送してましたね!その撮影が!帰国の次の日に!!智ちゃんぐあんばりました!もう、無心でした。子役の男の子に注意されながら芝居しました。








稽古場からみる景色があまりに綺麗で、東京の町並みも素敵だなとほっとできる瞬間でした。
あと、夕日が綺麗にさす天然夕日照明の稽古場でもありました。



















日本に帰ってきたら、すっかり、クリスマスで追われるようにイルミネーションを激写しました!
稽古終盤、肉が食べたくなり、渋谷を放浪して放浪して、ついに焼肉へ みんなでゴー!お預けを食らってる写真です。みんなで食べて、本当に幸せだった!


公演中の写真があまりなく何をしていたのかな?という感じですが、、唯一、楽屋での化粧後の写真取っていましたね。ん?化粧前?後?謎です。

年末・新年に関わらず、ご来場いただきました皆さん、本当にありがとうございました!暖かい客席で、毎日救われて、かつパワーが出てきました!
そして、劇場でカウントダウンしながら、新年を迎えられるなんて、なんとまあ楽しいことか!! お世話になった青☆組の皆さん、会津編の皆さん、本当にありがとうございました!
そうだ!唯一の休演日が一日だったのです!なんで、自由が丘に行ったかはまったく覚えてないんですが、藤原のりかさんごっこをしていたのは覚えています!(笑)(笑)


そして〜!!
打ち上げ!!
美味しい手料理に囲まれての打ち上げ〜!
皆さんありがとうございました!!!
また、会いたい!!

この公演『初雪の味』では私、お国の言葉。会津弁を全編にわたり使いました。
最初は、会津弁を話している意識がどこかあったのですが、いつからかそんな意識もどこへやら、それよりも相手とどう関わるかという至極全うなところへ行きました。でも、会津弁を話しているわけで。でも、会津弁が私の何かを楽にして、感性を解き放たしてくれたのは本当だなと思います。また、会津に助けてもらったなという感じがします。
他の会津弁の出演者の皆さんの大変さは本当には私にはわからない。。本当に大変だったと思います!でも、皆さん会津弁と大事に向き合ってくださり、とても嬉しい気持でいました。
今、違うお仕事で会津弁の方言指導をしており、改めて、方言の奥深さや幅の広さを感じました。いろんな面から故郷や会津弁やらを考えさせていただきました。
またしても、こんなすばらしい機会をありがとうございました!!

そして、そして〜!
2012年!劇場に足を運んで下さった皆様〜〜
本当に大感謝です!
皆様なくしては、私ども演劇してる人々は何者か分かりません!
発信し続けてまいります!

ではでは、長編大作ブログ記事になってしまいました〜!
ここまでたどり着いてくださったみなさん!
ありがとーーーーーーーーござーーーーーいーーーーーまーーーーすーーーーー!